2009年7月19日日曜日

未来の縮図?

ツアー外、こっそり入島者 日食の十島村「出て行って」
 国内の陸地で見られるのは46年ぶりとなる皆既日食が22日に迫るなか、皆既帯にある鹿児島県の十島村(としまむら)が頭を痛めている。人の殺到を避けるため、事前に制限したツアー客しか受け入れないよう準備してきたのに、自前のヨットなどで島にこっそり入る人たちが相次いでいるからだ。
(中略)
 大手旅行会社に委託したツアー客1500人に限って受け入れることにし、1126人が申し込んだ。島民の3倍以上の220人を受け入れる悪石島(あくせきじま)は水資源が乏しく、水源の50トンの貯水タンクを80トンに増量した。島内に1軒しかない商店は生鮮品を扱っておらず、食料を運んでこなければならない。
 ほかにも、テントに泊まるツアー客のための仮設シャワーや簡易トイレの設置、臨時電源の配備……。ツアー料金は鹿児島港発着の船中2泊、テント2泊のコースでも34万円台と高額だが、こうした出費が含まれているからだ。
(中略)
 ツアー外で入り込んだ人たちは、自前の船で水や缶詰を持参してテントなどに泊まり込んでいるという。村職員は「インフラ整備費込みの料金を払っているツアー客との公平さが保てない」と島を出るよう説得している。応じる人もいるが、「どうして出て行かなければならないのか」と拒む人もいるという。
自分の都合で行動して全体のシステムに負担をかける。
その行動が全体のシステムを破綻に導くかもしれない。
全体のことより自分の都合が優先されるということは、
切羽詰まった時になればなおさら起こり得るでしょう。
今回は「皆既日食が見たい」ということででしょうが、
これが「破綻するかもしれない」と銀行へ殺到したり、
「強毒インフルかもしれない」と病院へ押しかければ、
不安にかられた群集心理が社会インフラを破壊します。
抑制の効いた行動が社会機能を維持し生存を高めます。
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