2009年5月21日木曜日

新型インフルエンザの臨床像(暫定報告)


厚生労働省発表の「2009年5月19日現在の神戸市における新型インフルエンザの臨床像(暫定報告)」によれば以下の通りです。以下要約。

2009年5月16日、新型インフルエンザA(H1N1swl)国内発生確認。 3例(神戸市)
2009年5月19日午前1時現在、163例(全国)
5月19日現在、感染症法2類と同等に分類され入院治療が必要とされている。
しかし、医療機関の対応病床が満床になり、かつ、軽症である患者が多いため、
5月18日より神戸市や大阪府などでは入院を必要とする患者のみの入院へ切り替えた。

患者 43例
年齢 中央値17歳 (5~44歳) ほとんどが10代後半の若者。
男女比 1:1.3 (19例:24例)
基礎疾患
慢性気管支喘息 6例 (15.8%)
糖尿病、心疾患、免疫不全、悪性腫瘍 0例
妊娠の可能性 0例

発症日から検体採取まで 中央値 1日 (0-4日)
迅速検査A型陽性 23例 (53.5%)
迅速検査A型陰性 20例 (46.5%)

約90%に、38℃以上の高熱
60~80%に、倦怠感,熱感,咳,咽頭痛
約50%に、鼻汁・鼻閉,頭痛
約10%弱に、嘔吐,下痢
7%に、結膜炎

末梢白血球 3200~11400 (中央値5100)/mm3(20人)
CRP 0.1~9.2 (中央値1.3)mg/dl(20人)

患者の大半は入院を要する臨床状況ではなかった
季節性のインフルエンザと臨床像において類似しており、
全例を入院させる医学的必要性はないことが示唆される。

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