2009年4月23日木曜日

自転車の愉しみ 1 (2008/05/14)

 近年、自転車がブームのようです。趣味で自転車に乗っているような人をよく見かけるようになりました。自転車趣味の人は「バイク」という、ちょっとカッコいい呼び方をするようです。自転車はいいですね。自分の体を使った分、ダイレクトに還ってくるような応答性が爽快です。脱石油時代を考えると、10kmくらいは当たり前に自転車で移動するような習慣をつけておく方が便利かもしれませんよ。

 自転車趣味の人はたくさんいるので、私が紹介するのは気が引けるのですが、さらっと自転車の世界を眺めてみましょう。

自転車の歴史

 自転車の歴史は19世紀はじめに遡るそうです。1817年にドイツのドライス男爵が前後二輪の木製の乗り物を考案しました。現在のようなペダルやチェーンといった駆動力を車輪に伝える機構はなく、直接足で地面を蹴って進むものだったそうです。またがって乗る二輪のキックスクーターのようなものと想像すればよいでしょうか。

 1860年にペダルを前輪につけ、駆動力を車輪に伝えるミショー型という自転車がフランスで発明されました。その後、1870年頃にイギリスのスターレーが前輪を大きくしたオーディナリー型という自転車を発明し、速度を出すために前輪はどんどん巨大化したそうです。よくレトロな自転車としてイメージされるヤツですね。これは乗る際に苦労しますし、急に止まると前につんのめって頭から落下するという危険がありました。

 後輪をチェーンで駆動するという自転車が発明されたのは1879年で、1885年には車体の中心にペダルとクランクを設け、チェーンを介して後輪を駆動する、現在の自転車の原型となるローバー安全型自転車が開発されました。その後、空気入りタイヤやフリーホイール機構が発明されて現在の自転車に至ります。

 この、ラチェット構造を持つフリーホイールは画期的な発明で、これによってペダルをこいだ時は駆動力を車輪に伝え、ペダルをこぐのを止めても、そのまま慣性で進むようになり、自転車の快適性と安全性は格段と向上しました。

自転車の種類(1)

 自動車にも様々な種類があるように、自転車にも用途によって様々な種類があります。ちょっとご紹介しましょう。

 

軽快車(俗にいう「ママチャリ」)

 軽快車は日本の最も代表的な自転車です。通勤、通学、お買い物。おおよそほとんどの人がお世話になったことがあるのではないでしょうか。用途からもわかるように短~中距離、低~中速走行向きの自転車です。このママチャリを使った耐久レースもあって、その際の車両レギュレーションは、(1) お買い物用自転車であること。(2) カゴが装着されていること。(3) 車輪は26インチ以下であること。といったことが規定されています。買い物カゴはママチャリの必須アイテムなのですね。


 実用車

 実用車は重量物の運搬に適した堅牢性と積載性を備えた自転車です。新聞配達、郵便配達、ビールケースの運搬、そば屋の出前...。そんな自転車をご想像いただければよいでしょう。質実剛健で実用的な姿はまさに働く自転車です。

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