2009年3月31日火曜日

やさしい「戦闘教義」講座 1 戦闘教義とは

え~、戦闘教義について勉強しておりまして、これは私自身のための備忘録です。

戦闘教義(battle doctrine)とは

「ドクトリン(doctrine)」とは、(1) 教義、教理、(2) 主義、学説、(3) 政治・外交上の原則、という意味で、もともとの原義は「教えること」です。[doc(教える)]+[tor(人)]で博士,医師。[document]で「教え示す物」。

戦闘教義(battle doctrine)」とは軍事用語で、戦いで使用される「」「戦法」のことをいいます。「得意な戦法」とか「得意技」というと判りやすいでしょうか。「バトル・ドクトリン」とか「コンバット・フォーメーション」と呼ばれることもあります。旧日本軍では戦闘教義という言葉ではなく、白兵主義や火兵主義といったように「主義」という用語を用いていたそうです。でも、主義と言ってしまうと動的な印象が薄まって、なんか教条的な感じを受けますね。

戦闘教義とは得意技、得意な戦法です。言い換えれば「必殺技」「必勝パターン」ですね。野球でいえば6回までにリードを奪って絶対的な信頼を置くセットアッパー・リリーバーに繋ぐとか。サッカーでいえばサイド攻撃からクロスを送って長身フォワードが合わせるとか。1点さえ取ればあとは完璧に守りきるとか。相撲なら左上手を取って引きつけての寄りとか。この形になったら絶対勝つというパターンですね。猪木でいえば延髄斬り、ドラゴンボールでいえばカメハメ波、ウルトラマンでいえばスペシウム光線、仮面ライダーでいえばライダーキック、野茂でいえばフォークボール、星飛雄馬なら大リーグボール、星一徹ならちゃぶ台返し....
アニメなどのお話しの世界では、どんな苦境にあっても必殺技一発で勝ってしまいますが、実際の戦いとなりますと、そこに持ち込むまでの駆け引きや組み立てがあります。(→戦術)
また、スポーツ解説者が「う~ん、型がありませんねぇ」なんていうのはこの戦闘教義のことをさしていることも考えられます。

私は必殺技といえばこの人を思い出しますね。

常に一本を取りに行く柔道と、小柄な体からの切れ味鋭い技の数々、豪快な一本背負投が得意技であることから「平成の三四郎」の異名をとった。全盛時の古賀の一本背負いのキレ味は凄まじく、気づいたときには相手は宙を舞っていると言われていた。実際に、全盛時のバルセロナオリンピックの時は、技を完成させるまでにわずか0.4秒であったという。
古賀自身が著書で述べているとおり、1991年の世界選手権を迎える頃には古賀の一本背負いは研究され尽くしており、技の幅を広げる必要があった。そこで、古賀は同じ担ぎ技系統の袖釣り込み腰、釣り込み腰、首投げを習得し、一本背負いに入るパターンを増やすことも考えて、巴投げや小内刈りを習得、磨きを掛けた。その効果が発揮されたのが翌年のオリンピック優勝であり、1995年の世界選手権での全試合一本勝ちであった。つまり、一本背負いを軸として相手がそれを警戒すれば別の技を仕掛け、別の技を警戒すれば一本背負いで仕留めるというスタイルを作り上げた。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


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