2009年3月6日金曜日

時の轍、空の轍


シェルドレイクの仮説 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

シェルドレイクの仮説(シェルドレイクのかせつ)とは、イギリスの元ケンブリッジ大学教授ルパート・シェルドレイク(en:Rupert Sheldrake)が唱えた仮説。形態形成場(モルフォジェネティク・フィールド)仮説とも言う。事実上、超常現象や超能力に科学的と見える説明を与えるようなもので、疑似科学の1つと見られている。

この仮説は以下のような内容からなる:
あらゆるシステムの形態は過去に存在した同じような形態の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する。(時間的相関関係)
離れた場所に起こった一方の出来事が、他方の出来事に影響する。(空間的相関関係)
形態のみならず、行動パターンも共鳴する。
これらは「形の場」による「形の共鳴」と呼ばれるプロセスによって起こる。
非常に簡単に言えば『直接的な接触が無くても、ある人や物に起きたことが他の人や物に伝播する』ということである。

シェルドレイクの仮説を語る時に引き合いに出されるのが、1983年にBBCによって行われたテレビを用いた公開実験です。正解が公開された問題と公開されていない問題を比較すると、公開された問題ではその解答を知らない人においても正解率が上がるという結果が得られました。正解が公開されてしまうと、正解を知る人が増え、それが共鳴して全然それを知らない人でも正解が分かりやすくなると解釈されます。いったん世の中で広く起こった物事は、時間や空間を超えた轍(わだち)を作り、次に起こる物事がその轍を経るようになりやすくなる、というイメージでしょうか。「二度あることは三度ある」「ここであることはあそこでもある」といえましょう。過去に学べば「今あることは過去にもある」「これから起こることは過去にも起こったこと」といえるかもしれません。ですから世界を知り未来を知るには、まさに「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」ということが必要になります。今が過去の繰り返しなら、そもそも一番最初の過去は何から始まったの?という疑問も生じますが、もちろん最初の一歩はあります。これまでの轍を突破する新しい轍も起こりえます。真新しい新雪に足跡を付けるような出来事です。「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」ですね。その足跡は次の人の無意識の道しるべとなり、新しい轍となります。どうしても“オカルト”と扱われがちなシェルドレイクの仮説ですが、新しい時代を作ろうと思う人が一定数集まれば、直接的に作用しなくても新しい轍はできる可能性を示唆します。一緒に新しい時代を作りませんか。

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