2009年2月27日金曜日

直流住宅

太陽光発電とか、自家発電だけですべての電力をまかなえたらいいだろうなぁ。そんなふうに考えたことはありませんか。例えば太陽光発電ではパネルで発生した直流電流をインバーター(パワーコンディショナー)で家庭用100V交流電流に変換し、商用電力と共用できるようにして、コンセントに供給しています。このインバーターには耐用年数があって、7~10年ごとに買い換えなければならないとか。

ところで、私が使っている携帯電話の充電器は、家庭用コンセントからACアダプターを介して携帯を充電しています。私の使っているパソコンもACアダプターを介して電力が供給されています。ACアダプターを使用しない家電製品も、内部では電源トランスを介して直流で動作しています。テレビやレコーダーももちろんですし、冷蔵庫やエアコンのコンプレッサーも洗濯機のモーターであっても直流です。ここで素朴な疑問が起こるでしょう。電化製品は直流で動作してるのに、なんで交流電流が供給されてるの? 変換しなくちゃいけないなんて、ムダくない? って。

12Vとか24Vとか定格直流が供給されていれば、変換しなくてもいいので、効率がいいし、余計な部品も必要なくなるし、いくらか安くてコンパクトになるんじゃないか。そのほうがスッキリするだろう。素人考えかもしれませんがそう思えてきます。送電が交流なのは、遠距離まで送電するのに交流のほうが電圧落ちが少ないからだそうです。でも発電所で発電し、それを送電して、家庭で消費する間、エネルギー損失が60%もあると聞くと、なんとも無駄なことをしているように感じます。家庭で発電して直流で利用すれば(直流電圧を安定させるためにコンディショナーは必要ですが)、ずいぶんスッキリするでしょう。つまり直流住宅の提案ですね。

と思っていましたところ、昨年、TDKが提案してくれました。「直流電化エコホーム」

“直流電化エコホーム”とは何か?

TDK、“直流電化エコホーム”に貢献する各種製品・技術をデモ展示



さて、大量消費をしているものを新しいもので代替しようとすれば、その新しいものも大量に必要です。まずはその前に、エネルギー消費のスリム化が必要なのです。省エネは高効率化生活、高効率化社会の実現から。

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