2009年2月25日水曜日

電機メーカーのニュース 2題

本日は原発の話題が結構ありました。

 起動操作中の東京電力福島第1原発1号機(福島県大熊町、沸騰水型、出力46万キロワット)で25日午前4時ごろ、原子炉の圧力異常を示す警報が作動した。このため制御棒を全挿入し同8時50分ごろ、原子炉を停止した。今のところ、放射能漏れや作業員への影響はないという。
 東電によると、1号機は定期検査を21日に終えて起動する作業中で、異常時の出力は約13%だった。送電系統への接続前だったため、原子炉で発生した主蒸気を発電タービンに送らず、「タービンバイパス弁」を通して逃がす予定だったが、8個ある弁がいずれも閉まっていたことが判明。弁を一斉に動かす駆動装置の連結部分が外れていることが分かった。その後、手動操作で弁を開放したほか、原子炉内の蒸気を自動的に逃がす安全弁も作動し、圧力異常は収まったという。【山田大輔】
と、まぁ、最近は原発事故の話題が多いですね。敦賀原発は雇用の問題から稼働停止を延期するという話しもあります。地震などの災害リスクの高い日本にとって原発等の核施設は深刻な課題です。ところがポスト石油という名目で(もちろんそこに利権があるでしょう。国内にも海外にも)、なにやら原発への動きもうごめいているようです。

 【テヘラン=久保健一】イラン原子力庁は25日、南部ブシェールに建設中の原子力発電所の試運転を同日開始したと発表した。
 本格運転が始まれば、中東地域で初の商業用原発となる。試運転には、ウランを含まない「模擬燃料棒」を使用。イラン学生通信によると、実際にウラン燃料を注入した試運転は約半年後に予定されているという。
(中略)
 中東では、イスラエルに実験用原子炉があるほか、トルコなどで原発建設計画が進められている。
(2009年2月25日20時41分  読売新聞)
これは、キナ臭い話題ですね。いよいよ動きがあるか....と思わせるような話題です。
そちらの方向ではなくても原発についてはこんな話題もあります。

 【ローマ=松浦一樹】イタリアのベルルスコーニ首相とフランスのサルコジ大統領は24日、ローマで会談し、原子力協力協定に署名した。
 イタリアは、フランスの協力で国内4か所に原発を新設し、2020年の運転開始を目指す。
 イタリアは1987年、チェルノブイリ原発事故を受けた国民投票で原発廃止を決定、以来、原発新設を凍結してきたが、昨年発足したベルルスコーニ政権は原発建設の再開方針を打ち出していた。
 イタリアが“脱・脱原発”にカジを切る背景には、世界的な原油価格高騰で近年、電気料金の大幅引き上げを余儀なくされたことや、欧州連合(EU)から温室効果ガス排出の大幅な削減を求められていることがある。
(2009年2月25日12時03分  読売新聞)
イタリアだけではありません。アメリカでも原発への動きがあるようです。

 [東京 25日 ロイター] 東芝は25日、米テキサス州の原子力発電プラントで原子炉2基に関連したプラント全体の設計から調達・建設までを一括受注したと発表した。東芝によると、日本企業が海外の新規原発プラントの建設で一括受注をするのは初めて。
 東芝は昨年3月、同プラントで原子炉2基の主契約者に選定され、建設までのエンジニアリングや主要機器などの納入を受注していたが、契約の対象範囲が拡大した。東芝は受注額を明らかにしていないが、2つのプラントの総事業費は8000億円規模とみられる。
原発御三家の一角、東芝の面目躍如ですね。8000億円のプラントですもの力も入ります。このお金、どこからでるんでしょ。石油文明は石油のバルブを握っている人が力を持ちますし儲けます。原発文明だったらなんでしょう。

かと思えば、一方ではこんな話題もあります。

【2月25日 AFP】都内で25日に開幕した第5回国際水素・燃料電池展で、ソニーが、ブドウ糖で発電するバイオ電池を展示した。
 ぶどう糖から電気エネルギーを取り出す仕組みで、「パッシブ型」バイオ電池では世界最高規模の70mWを発電する。
 展示では、ソフトドリンクから電気エネルギーを取り出したバイオ電池でファンを回転させたり、新型のバイオ電池で携帯音楽プレーヤーのウォークマンに電力を供給する様子を紹介した。(c)AFP
バッテリーが消耗したらモニター画面にお腹の空いた顔でもでるのかな。水素文明なら水素の供給は様々です。石油の出るところなら石油から、天然ガスの出るところなら天然ガスから、水力資源のあるところなら水力発電で、風の多いところなら風力発電で、バイオマスの多いところならバイオマスからも供給されます。もちろん電気を直接利用できるならそのほうがいいですけど、リアルタイムに使用できる場合できるとは限りませんから、保存するなら水素という形で保存します。するとエネルギー供給源が分散化されます。供給源の独占が成り立ちません。いろんなところで生産できることは既存構造を変革することになります。ところが供給源が多いということは、それだけではゴチャゴチャしてしまいます。それに、消費量が膨大ならば、追っつきません。そこで、まずサイズを小さくしておく必要があります。超省エネですね。そして、それを制御調整する必要があります。それが教育です。供給源の分散化の前に、サイズの縮小とこの構造を制御強制できる人材の育成が、まず必要になります。

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